インド音楽

今朝PC起動してGoogleを開いたら、ロゴにシタールのイラスト。
おや?とクリックすると、シタール奏者ラヴィ・シャンカルの生誕日だそうだ。

私の世代ではラビ・シャンカールと覚えたが、実際はカールとのびないとある。

ビートルズジョージ・ハリソンがこのインドの民族楽器を録音に使用して以後、ロックやジャズに影響を与えた。

1960年代半ば~70年代、ラヴィ・シャンカルは世界的人気が高く、私もインド音楽に興味を持ち、レコードやテープで楽しんだ。

シタール北インドの楽器だが、南インドではヴィーナ。
音は似ているがシタールほど派手でなくやや低い音、三味線で言うと太棹のような、全体にのんびりとした味わいが良かった。

南北どちらも、弦をわざと何かに触れさせて得るビィーンという音が特徴で、日本の琵琶や三味線(太い弦のみ)にも同じ効果「さわり」がある。

ピュアな音を良しとする西洋の弦楽器には、ノイズ的な「さわり」はみられない。

20世紀初頭のアメリカでジャズが生まれるとノイズ的な音も取り入れるようになり、
60年代半ばころからポップ、ロック音楽におけるエレキギターは、歪んだ音(ファズ、ディストーション)へと主流が変わっていった。

メロディーとハーモニーで構成する西洋音楽と違って、ラーガと呼ばれるスケール(ドレミなどの音階)を即興で発展させてゆくのも特徴。

ヒンズー教音楽であるが、世代的にポップ音楽と相まった懐かしさを感じる。

さてと、本日はアメリカの民族楽器、バンジョー奏者の永生元伸さんリーダーの定例ライブ。大塚「ウエルカムバック」。