普段のライブではリクエストなど、何も台本がないところが演奏者もお客様も楽しみであるが、この「夏生まれ」はきっちりと進行と選曲、アレンジを決めている。
そんな事前の作業から、このブログに「コンサート」と紹介しているのは私の気分的な理由からで、これが「ライブ」でも何でも構わないのだが。
ところで「ライブ」のアクセント、私の世代では「ラ」を高く「イブ」で下がるが、ある世代(40代辺り?)以下は平板に発音するようになった。
社交目的の店「クラブ」も、平板に発音すると若者向けで、「ク」が高く後を下げると銀座の高級クラブなどおじさん向けを指す違いがあるらしい。
20年余り前だったかの新聞で、これら平板発音の流行を「日本語の乱れ」と批判する記事を読んだ。
私の郷里、福井言葉(越前地方)には単語アクセントの高低がなく、本来「ライブ」も「クラブ」も平板発音なので、記事に対して「日本語」でなく「標準語に限った話だ」と揚げ足を取った記憶がある。