歌え歌え

「シング・シング・シング」は、北村英治さんのグループで毎回おきまりで演奏している。
何と言ってもドラムソロとクリネットの掛け合いが見せ場、聴きどころであって、北村さんも私とデュオでは絶対にやらない。

私個人も過去、ドラムとクラリネットありの編成では何度も演奏したが、トリオではやらず、歌っても面白くなかろうと思っていた。

それが一昨日「俺のイタリアンJAZZ」を気分良く終えて翌朝、目覚めた瞬間に「トリオで出来ないかな」と思った。

何故急にやる気になったのか自分でもよく分からないが、中高生の吹奏楽でも取り上げるほどの認知度もある。

タイトルは"Sing,Sing,Sing,With A Swing"、つまり「歌え、歌え、歌え、スイングして」だから歌ってみようか。
歌の録音としてはアンドリュース・シスターズが有名であるが、この曲の作者ルイ・プリマ本人、そしてその妻キーリー・スミスのバージョンもある。

どんなバージョンにおいても、ドラムのタムタムソロが曲の印象を決定づけていて、世代を超えて親しまれる所以だろう。

現在アレンジ中であるが、どうなるか・・・?

さて、本日は横浜「俺のフレンチYOKOHAMA」に、クラリネット名手、谷口英治さんとデュオで出演。
「シング・シング・シング」はやる予定ありませんが、お近くの方はどうぞお越しください。