子供アニメで「なんと!」

昨日、近くに住む姪夫婦の子供達(小2男子双子)を預かって映画に行った。
姪の両親は福井に住んでいて、私たち夫婦は東京での「じいじ、ばあば」である。
 
ディズニーアニメ「インクレディブルファミリー」(吹き替え)。
超人間の能力を持った家族が悪に立ち向かうストーリー。

私もとても楽しめたばかりでなく、「なんと!」と印象強いシーン2か所。
 
「なんと!」その1
超人ファミリーが世間をかく乱すると活動を禁じられ、支援者から豪邸を提供されて引っ越す。その部屋に流れる歌が、スタンダードジャズ”The Party’s  Over”。
♪パーティーは終わって、君も夢から覚める時が来た♪

歌声はナット・キング・コールか?だが、音量が小さくて定かではない。

「なんと!」その2
部屋のテレビに映る番組が往年のSFシリーズ「アウターリミッツ」。

モノクロ画面で「これはあなたのテレビの故障ではありません、こちらで送信をコントロールしているのです」という、おきまりのナレーションあり。
 これがストーリー後半で悪人の謀略への伏線となる。

「アウターリミッツ」は60年代に放映されていた米国テレビSFシリーズで、私世代には懐かしい。
 
当時、ベンチャーズ”Out Of Limits”という曲を録音している。
エレキギターの電気的サウンドと米ソ宇宙開発が、子供から大人まで宇宙や未来への想像を掻き立て、SFもまたブームだった。

ということで、最新の子供向け映画にジャズと昭和を見つけて大喜びするところが、「じいじ」たる所以である。