クラシックとジャズの夕べ

昨日、大岡山にある東工大、「ディジタル多目的ホール」でのコンサートに出演。

定員を大幅に越す立ち見、更にホール外のロビーにも補助椅子で多くの人がお越しになり、ドアを開けたまま開演。

第一部 クラシック
平塚太一さんのソロピアノ演奏とトーク

モーツアルトの直筆譜にはメロディーと低音のみというような簡易な楽譜もあり、当時は書かれていない部分を演奏家が即興アレンジしていた、後に別の作曲家によって加筆された作品もある、という面白話しも交えて。

ヴァイオリンの栗原壱成(いっせい)さんとベートーベンなど、実に見事な演奏だった。

第二部 ジャズ
北村英治さんと私のデュオで、「ローズルーム」、「Cジャムブルース」では北村さん、「ソとド、たった2音しかない曲なのに、デューク・エリントンはしっかり著作権料をもらいました(お客様笑)。
メロディーよりも即興のアドリブを楽しむわけです」

平塚太一くんは北村さんのお孫さんで、今年芸大卒業し昨夜が日本での最後の演奏、本日午前中の便で成田からドイツ、ハンブルグへと飛び、何年かの留学スタート。

同学年の栗原壱成くんは芸大を首席で卒業した凄腕のヴァイオリニスト。
共に22歳の若者ながら、何年か後には~くんなどと呼べない存在になっているかも、大いに将来が期待される。

さて本日は、銀座「スイング」、北村英治さんのライブ。

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