ちょうど先週末の定例ライブの日が初日で、帰路の電車に浴衣姿の若者が目立った。
本日、阿佐ヶ谷駅南口出てすぐのジャズバー、「クラヴィーヤ」に出演。
クラリネットの谷口英治さんとの「小唄名人会」。
昨年からこれで3回目になるか、ジャズのお古い粋な小唄ばかりをお楽しみ頂こうという、かなり通好みなライブ。
趣味が合う演奏者との共演は実に楽しい。
こういうジャズの小唄が日本人にも好まれたのは、昭和初期から戦後だろう。
その後はロックロールやポップスの流行からが、ジャズは音楽的進化へ。
60年代に入ってロック&ポップ音楽が主流になる一方で、熱烈なジャズファンはより大衆的な小唄にない、とがった刺激をモダンジャズに求め各地に「ジャズ喫茶」ブームがあった。
私はそれ以前のジャズ、大衆的な小唄の味わいが好きで日々演奏している。
とても優れた演奏家である谷口英治さんとの小唄特集はとても楽しみだ。
先日ブログにかいた、モンロー映画で歌われた「キス」も演奏する予定。