昨日、テレビCMで「私の青空」"My blue heaven"の歌を耳にした。
家で用事しながら聴こえて来たので画面はじっくり見ておらず、何の宣伝かは不明だが。
昨年から今年の頭も2~3社のCMで使われており、その内のひとつは仲間の演奏家、白石幸司さんのクラリネットだった。
古くは1980年代に日立の「青空」という洗濯機のCMで、故ペギー葉山さんが歌い出演もしていた。
曲を知らない方はいちいち記憶することもなかろうが、私としてはその都度「あ、またやってる」と嬉しくもあり、こうもよく使われることが「何故かなぁ?」でもある。
1928年にアメリカで作られて、その年(昭和3年)に日本で二村貞一が録音して大ヒットしたというのだから、当時の情報のスピードに驚く。
戦後になっても「エノケンの歌」としてよく知られていて、私が子供の頃も歌詞を全部は知らなくてもサビの「せまいながらも楽しい我が家」は誰でも知っていた。
若手時分にコーラスグループ、ロミ&ジョーカーズでも一部日本語も入れて録音した。
7~8年前に北村英治さんと「昭和のジャズ黄金時代」というコンサートでまるまるワンコーラス日本語で歌って以来、日本語歌詞でも歌うことがある。
今、「俺の」シリーズでもよく弾き語るが、曲を知らないだろう若い世代の方にも受けが良い。やはり「何故かなぁ?」と思う。
明日はブログお休みします。
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