「芸事」シリーズはまだ続きがあるが、本日お休みして昨日のライブレポ。
3月から北村英治さんが活動自粛されていて、北村カルテットのリズム隊(ピアノ、ベース、ドラム)を残した形のセッションで、その都度リーダー担当も変わるが、昨日は私だった。
久々に「歌うジャズピアニスト」としてのステージで、午後に四谷三丁目に寄って発声をして銀座へ。
コロナ以前はいきなり本番で平気だったが、このところ歌を歌わない日が続くからいきなりだと声の出やコントロールが悪くなる。
17時半頃、ベース山口雄三さん、ドラム八城邦義さん、ゲストの細野義彦さん、私、店に入りステージセッティング、簡単な打ち合わせでリハーサルはなし、開演の19時になると、まずまずのお客様で席が埋まってほっとした。
細野さんとは多分20年余りぶりの共演だが、オール60代ベテラン揃い、何をやっても実にスムーズ、あらかじめ選曲はしておいたがリクエストも多かった。
"Dear Heart"、ヘンリー・マンシーニの曲でジャズというよりもカントリー風、好きな曲だが滅多とやらないから久々に弾き語った。
"Chattanooga Choo Choo"、北村さんライブの定番曲も実に半年ぶりで、久々にノリノリ。
他にも「いそしぎ」「ムーンリバー」などリクエストに応え、歌なしインスト"Five Spot After Dark"など、ラストはやはり「ボナセラ」で終演。
久々のリーダーでトークに歌にピアノに、気分爽快の夜だった。
終演後にお客様に頼まれて集合写真を、そのまま「私も一枚お願いします」と、瞬間ドラム八城君が楽器片付けにステージに戻ってしまい、「いいや、この3人で」と撮った。左から私、山口雄三さん、細野義彦さん。
明日は10月スケジュールと「芸事23」を更新する予定です。