中学時代の夏休みにブラスバンド部合宿で山深い集落「竹田」に行った。
木造校舎の小学校に寄宿、講堂で朝練し午後は川遊び、合宿最終日はこの小学校から徒歩で4時間ほど山越えし隣県の山中温泉へ、真夏で先生も大変だったろう。
温泉の公共浴場で汗を流し電車で旧芦原町に戻った、楽しかった思い出は忘れられない。
30歳過ぎた頃、妻の実家(永平寺町)に帰省した折「近くに美味しい油揚げ屋がある」と連れて行ってくれたのが竹田。
その後も毎夏の帰省で幾度か行ったが、懐かしい思い出と共に自然に抱かれた山里風景は変わらず。
あわら市の知人から「竹田にピアノがあるレストランがあるから行ってみませんか」と連絡を頂き、HP拝見するとお洒落な雰囲に美味しそうな料理画像。
あの山里にこんなお店が、隔世の感と地元魅力発見のセットはまだまだ続く、その度にUターンした意義を見出す思い。