昨日あわら市でピアノレッスン、他3カ所も含め9月10日発表会に向けた仕上がり具合皆さん良好で、講師として不安はない。
なにより生徒の皆さんが「楽しい」と言ってくれることが嬉しいが、ピアノもヴォーカルも表現力としてのめりはりに乏しいのは課題。
聴き手の心を動かすには表現力、ピアノ演奏で言えばリタルダンド(部分的にテンポを遅くする)や強弱など、それは本人が思う何倍も必要となる。
それを音楽以外で実感したのは40歳の舞台経験。
役者経験ない私がジャズピアニスト役を依頼され戸惑い多々、その一つが稽古前や合間に役者さんがストレッチを始める、何故かと聞いた。
「舞台と客席の距離で、椅子から立ち上がるとか歩くなどの動作が日常より大げさでないと心情まで伝わらないから、体をほぐしておく必要がある」
楽器や歌はリハーサルがウォーミングアップになるが、時に準備なくいきなりステージぶっつけ本番もある。
芝居と音楽の違いはあれど、壇上で人に伝えるのは日常感覚のままでは難しく、緊張で平常心をなくすのは避けたい、逆に過度な自己顕示はいやみになる。
と、それは置いといて、2ヶ月先の発表会に向けて大切なのは「楽しい」継続で期待膨らむ。