福井を知る

病棟の休憩スペースで患者同士の会話するようになったMさん、私よりひとまわり以上お若い女性。

最初言葉を交わした瞬間、明らかな関西イントネーション、お聞きすると若狭町にお住まい。
この病院から車で2時間ほど、福井県嶺南で、滋賀県境まで2㎞ほど、京都市もごく近いそうだ。

ほんまに、~してはる…、
医師を指す先生も「セんせい」セから高く出る。
私が住み今入院している嶺北言葉だと「せんセー」尻上り、標準語なら「せンセい」中上がり。

これまで嶺南を訪れたのは2回ほどで漠然とは知っていたが、これほど関西イントネーションとは。
同じ県でありながら実に面白い。

 

Mさん、三年前に転倒し左ひざ強打、以来幾度も入院、手術、一時的に命の危険すら。
ご苦労話を伺うと、私など随分楽な方だと思う。