標準語と方言

東京の日常は標準語だったが、同郷の妻との家庭内言語は方言で、福井に越して身内との会話は全くネイティブ。

家具店などで接客スタッフの商品説明は標準語で始まるが途中から方言が交じる、そこで全く標準語で話す自分にはっと気づいて意識して方言交じりに。
そんなぎくしゃく感が3、4日あって徐々に自然になってきた。

昨日ガソリンスタンドで、若い男性スタッフが私の多摩ナンバーを見て東京からですかと。
のっけから方言で帰郷引っ越しを話すと、男性は東京町田市出身で懐かしいと「あ、そうなんだぁ」と標準語に切り替えた。


演奏で各地に行き、来訪者の我々には標準語、地元同士は方言という地域は多い。
青森津軽ではバイリンガルぶりに驚いたが、北海道や沖縄では標準語化している。
本州日本海側、山口県から京都府は関西言葉に近く、福井からは関西言葉を残しつつイントネーションが変わる。
石川県、富山県も標準語と方言の使い分けをしているが、以北の新潟市秋田市などは地元の日常会話も標準語、この違いは何だろう。