今回の入院でお世話になった医師、看護師の方々に深い尊敬と感謝の念を抱く。
看護師は少子化で若手少なく長く続ける人ばかりでなく、慢性的人手不足で多忙。
更に従順な患者ばかりでもない苦労も目の当たりにした。
ある高齢男性が大声を出す、ベテラン看護師が「他の皆さんが休めないから」との説得にキレ、その看護師を叩こうとして個室へ移動。
翌朝5時、一人談話室でスマホでブログ更新、すぐそばのナースステーションにコール音が鳴る。
夜勤看護師は少数ですぐ駆けつけられないこともある、コール鳴り続け「オーイ!、オーーイ!!」と大声、あの男性だ。
看護師が駆けつけ緊急だったかと思えば数分後にまた、大声出す気力体力あり。
お昼近くに歩行リハビリ兼ねて、1階のコンビニでコーヒーを買って7階病棟に戻ると、通路の真ん中にあの高齢男性が立ち看護師数名が取り囲んでいる。
部屋に戻れずコーヒー持ったまま見守る、暴れる体力はなかろうが転倒したら大変だ。
看護師の説得で何とか部屋にもどした。
「何だったんですか?」と聞くと「看護師と話してたら突然怒りだして」
「そうだったんですか。吹き矢で麻酔なんてわけには・・・いきませんよね」
私の冗談に苦笑した後の言葉「病気がやらせていることですから」が素晴らしい。
世の中にこの道を選ぶ人がいることに頭が下がる。