うなり熟考

3月15日「風の森ホール」(福井新聞社1F)コンサート、第一部はスタンダードジャズ特集、第二部は映画音楽特集。

映画は1940年代~1970年代の洋画ばかりで、私の演奏スタイルとその時代が重なる。

 

これらの映画は子供時分から知っていたものもあるが、知らない作品は20代~30代にかけてテレビやビデオで次々見た。

20年ほど前だったかに洋画の漢字熟語邦題を並べたライブをやったことがある。

「愛情物語」「旅情」「慕情」「旅愁」「追想」「哀愁」などなど。

どれも音楽とシーンが浮かんで演奏していて夢心地、印象的シーンのトークで涙がにじみそうになる私。

時代と共にそれら作品も音楽もご存知ない方が増え、演奏することも減った。

 

福井帰郷して一度だけ映画特集ライブをやった、小さなカフェで知り合いも多く好評で「またやって下さい」との言葉を頂いたが、あれから時が過ぎた。

さて今回、多くのお客様を満足させるべく作品選びと選曲、そのトークに悩む。

まぁ、そんなに考えなくても思いの丈を音に言葉にすれば伝わる、と、思いたいが、そこまで自信家でなく、う~むとうなりつつ今日も熟考を重ねる。

 

1月-4月スケジュー