若い世代

20年近く前に「昭和洋楽」とタイトルしたライブ、20世紀前半から1960年代のスタンダードジャズ、映画「風と共に去りぬ」「カサブランカ」など特集。

あえて特集しなくても私のレパートリーはその時代に集中、お客様も楽しんくれたが、諸手を挙げて喜ぶのは私より上世代。

私は懐メロ演奏家かと将来的な不安も覚えた。

57歳、新規開店のライブレストランの話しを頂き同世代トリオで出演、お客様全員20代~30代、こらダメだ、受け入れられないだろうと思った。

しかしその後も毎月出演を頂き、店は銀座中心にチェーン展開し若手レギュラー出演者を増員、私の各店舗出演本数も増える。

若手演奏家との共演が増えると突然ベテランと呼ばれ、レパートリー何も変えぬまま出演継続、自分の音楽が決して懐メロでないという認識を持つきっかけとなった。

コロナ渦中も経営奮闘され福井Uターン後も出演を頂いたが、初出演から10年目を機に自ら卒業とさせて頂いた。

 

一昨日「ポルタの喫茶室」に親子でお越しになったお客様、高1の娘さんがジャズピアノを習いたいとの申し出でレッスン参加することに。

また今月は中学1年トリオとの共演ステージ、東京時代に抱いた不安も過去の話となり若い世代との交流が嬉しい、人生って分からないものだ。

 

7月ー8月スケジュール