本日夜は福井市「シライハウス」出演、白井淳夫(AS)さんと共演と4日後のトークイベント打ち合わせ。
会場ハーモニーホールふくい小ホール「ハーモニーブンカさろん~ジャズに魅せられて~」インタビューを受ける形で、それぞれ過去の写真投影を交え演奏もあり。
白井さんは東京時代に有名フルバンドメンバーとして米国他のジャズフェスなど出演、私は10歳下で高校卒業から上京する頃。
東京での出会いはないまま1981年に白井さんは福井に戻られ、多分1年ほど経った頃に私が帰省した折り知人に紹介されたのが最初だった。
この時代、それ以前のモダンジャズ偏重による大衆性に背を向けた価値観は、「わけ分からん一部のファンが好む音楽」という風潮を強くしていた。
実は私も高校時代、その大衆的でない非日常性もカッコ良く感じたのだが、東京でジャズの多様性を知り『スイング』にのめり込む。
25歳頃のことで、スイングとはジャズが大衆的人気の高かった時代の音楽形式で、その時点でトップに輝く北村英治さんが憧れの人となった。
自分の音楽を見つけた私は仲間と活動、一方白井さんは敬遠されてきたジャズの魅力発信に尽力。
お一人の存在が郷里の音楽事情に変化を生む様子を東京から拝見してきた。
この長い年月をつぶさに語る時間はないが、何らかお伝え出来ればありがたい。