数えで

昨日、銀座「スイング」北村英治カルテット(小林真人B、八城邦義Dr)にゲスト、アルトサックスの大山日出男さん。

いつもながら多くのお客様がお越しになって、北村さん来年の「数え年」による米寿記念コンサートを告知。

2016年4月1日、サントリーホール(大ホール)でゲストも多数迎えて、スーパーカルテット(山口雄三B、八城邦義Dr)として私も出演。
詳細はまた後日ご案内いたします。

「数え年」は生まれた年を1歳として、年明け元旦で2歳になる。
それだと、キリストさんはお七夜でもう2歳ってことか。

今は実年齢の「満」が一般的だが、私が子供の頃は大人が「数えで還暦だけど満で59歳」などと言うのをよく耳にして、同じ人の年が二つあるのが不思議だった。

中国人の年配者には今も数え年が残っていて、以前、中国人二胡奏者本人からお聞きした年齢と、プロフィールの生まれ年の違いに「あれ?」と思ったことがあった。

因みに中国語では「実歳」(満)、「嘘歳」(数え)と、日本語的にはモロの漢字表記。

しかも伝統的な旧正月春節)まで干支が変わらないので、西暦の元旦から旧正月までの間に日中間を行き来するとややこしいらしい。

「数え年」を使用する理由を検索してみると、公的制度による処理の煩雑さや、うるう年の関連などがあった。

来年の数えで米寿コンサートで、北村さんが満で88歳と思われる方も多かろう。
で、再来年「満」で、また記念コンサートがあったりして・・・?

さて、本日は、”満86歳と7か月”の北村英治さんと、鎌倉のホテルでお仕事。