「ラブ」とか「ムーン」などの英単語に比べて「エブタイド」が耳慣れないからだろうが、英語だとやたらに長いタイトルが短い邦題で親しまれるジャズ曲も多い。
"Love is a many-splendored things" 「慕情」
"Get out and get under the moon"「月光価千金」
"Between the devil and the deep blue sea"「絶体絶命」
"I'm gonna sit right down and write myself a letter"「手紙でも書こう」
"I can't give you anything but love"「捧ぐるは愛のみ」
その他多数。
単に短くて便利ということもあるが、「慕情」とか「月光価千金」などの漢文邦題には昭和の和洋折衷の妙を感じる。