ネットで古今亭志ん朝さんの古典落語「反魂香」(はんごんこう)を聴いた。
少年時代に聴いたきりで、幽霊が出て来る噺ということしか覚えていなかった。
ストーリーは、「反魂香」という香を焚くと亡くなった女性の幽霊が現れることを知った八っつぁん、俺も亡くなった女房おかじに会いたい、きっと薬屋にあるに違いないと、富山の「反魂丹」を買ってしまい、出るのは煙ばかりで・・・。
噺を聴いて、「あ、反魂丹だったのか!」と。
福井育ちの私は、お隣金沢の「根元丹」、その隣富山の「反魂丹」という薬の名を、子供時分から聞いたことがあって、演奏家となって以後、そのお店を通りかかったことがある。
「反魂丹」は富山市中心部、ビルの並びにひときわ目をひく時代劇で見るような建物だった。
その写真と記事を旧ヤフーHPに掲載していたが、昨年末に閉鎖消滅しデータ保存もなく、池田屋安兵衛商店HPから拝借。
年末に富山の友人から頂いた名物のかまぼこでお酒ちびりちびり、明日までお休み。