朝食5-アジアンクルーズ

2002年、北村英治さんとデュオで「ふじ丸」アジアンクルーズに乗船。

国内で1泊のクルーズ経験はあったが、海外での2週間は初めて。

船は日本からひとつき余りかけてアジア諸国を巡るが、私たちは後半2週間の参加で、2月21日夜、成田から空路シンガポールへ飛んだ。

 

2月22日、乗船してスタッフから「食事はお客様用のレストランかスタッフ用の食堂を選べますが、帰国まで変更できません。どちらに?」と聞かれて、レストランで海原を見ながらの朝食いいなぁ、パンとコーヒーと・・・想像が膨らんだ。

北村さん「前のロングクルーズでお客様に気を遣ったから、スタッフさんと食堂にします。高浜もいいよね」と笑顔で、私「え?」だったが「あ、そうですか、いえ、そらぁもう、ありがとうございます」と、あくまでもお仕事ですし。

 

ノリショク(乗組員食堂)はセルフで、朝食は和食のみ、ご飯、味噌汁、サラダ、おかず類など美味しくて野菜たっぷり、自分の適量で食べられて良い。

北村さんは朝が遅くランチスタートで私一人だが、クルーやゲストの音楽家、文化講師の方々との会話も朝の楽しみになった。

 

2月26日、ホーチミン市に到着して下船、街に出てパンを買った。

この翌朝はノリショク休んで船室で久々にパンを食べたが、朝のおしゃべりが恋しくて翌日からノリショク復帰。

2月28日、景勝地ハロン湾に寄港し夕方出港、台湾の東沖を一路日本に向け北上。

3月6日、帰国して「ふじ丸」は客船の使命を終えてチャーター専用となった。

 

この翌年2003年は「にっぽん丸」で、北村さんとヨーロッパ周遊20日間の旅、続きはまた明日。

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