朝食6-パリといえば

2002年のアジアンクルーズ中、北村英治さんと「チャタヌガーチューチュー」のアレンジが完成しお客様に披露、以後のレパートリーとなった。

この翌年ヨーロッパクルーズの仕事が入って、北村さん「『ボナセラ』歌ってくれないか」と。

ルイ・プリマが50年代に録音した歌で歌詞にナポリが歌われている。

歌ったことがなく自信もなかったが2ヵ月ほど練習を重ねてなんとか、そうなると欲が出て「ロシアより愛を込めて」、子供の頃から好きだったので練習して覚えた。

 

2003年「にっぽん丸・世界一周クルーズ」全3ヵ月半、その内我々はフランスからオランダ、ロシア、北欧、そしてイギリスまでの20日間。

船は4月に日本を出て、アジア、中東、イタリア、スペインなど巡って5月上旬にフランスへ、北村さんとマネージャー、私、5月11日夜に成田を発ってパリへ飛んだ。

ホテルにチェックイン、午後8時過ぎでもまだ明るく、近所のビストロで夕食。

 

翌朝、北村さんは朝遅いから一人でホテルのレストランへ、「パリの朝食はクロワッサンとカフェオレ」に決まっている、普段はブラックコーヒーしか飲まないのにカフェオレ、そしてクロワッサン、味はなんてことなかったけど、大満足して食後の散歩に出た。

ホテルの路地を出ると右にサンラザール駅、印象派モネが描いた駅に感激。

左方向に歩いて行く、ずっと先に古代エジプトの柱が見える、コンコルド広場に出た、右手の通りのずーっと向こうに小さく凱旋門セーヌ川の対岸にエッフェル塔

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束の間のパリ観光でホテルに戻り、迎えの車に乗ってルアーブル港へと移動、「にっぽん丸」乗船、以後ずっとノリショク(乗組員食堂)での朝ご飯でした。

後で知ったことだが、フランス人はカロリー高いクロワッサンは普段食べないそうだ。全くの日本人的パリの朝食だった。

昨日ブログに「周遊20日間」と予告してパリだけでごめんなさい。

 

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 クルーズ絵日記から寄港地図。ルアーブル(フランス)→アムステルダム(オランダ)→サンクトペテルブルグ(ロシア)→ヘルシンキフィンランド)→オスロ(ノルウエー)→レイス(イギリス)で下船しエジンバラ一泊しロンドン経由で帰国。