2008年6月29日、当時、東京から富山、金沢方面は上越新幹線「越後湯沢」で乗り換えた。
弁当を買って在来特急「はくたか」に乗る、車両の雰囲気も変わり耳に飛び込んでくる乗客の方言が違う地域への旅を感じさせた。
特急が発車、ここからは「ほくほく線」で山の緑と通り過ぎる街を見ながら弁当を食べ、しばらく走ると山を下り日本海側へ、直江津、糸魚川、初夏の空と濃いブルーの海、富山県に入り魚津駅で下車。
ホテル「グランミラージュ」にて地元企業相談役 Iさん「春の褒章受章祝賀会」。
Kさんが迎えてくれ、新聞社同僚でありベーシストと地元FM番組DJでもある岡本勝之さんを紹介。
「彼と北村さんコンサートに行って、高浜さんをいつか呼びたいと言ってたのがやっと実現しました」と。
岡本さんとは初対面だったがすぐ打ち解けてリハーサル、演奏もスムーズで安心し、別室にてFM番組のインタビュー録音。
終えて部屋を出るとKさんが祝賀会主役Iさんをお連れになった。
お年は私よりずっと上だがアクティブな雰囲気、きさくな笑顔で「とても期待してます!」
祝賀会は地元企業経営者など盛大で、食事の後に私たちが紹介されてステージへ。
スタンダードジャズや「慕情」「アラウンドザワールド」、Kさんのリクエスト”Chinatown My Chinatown”などなど。
こういう会において食後は名刺交換会となり演奏など誰も聴いていないこともあるが、コンサートのように皆さんよく聴いてくれて拍手。
席に戻るとIさんが来られて「良かった!あの『チャイナタウン』は初めて聴いたけど特に良かった!CD売り切れたからもっと出して」
えーっ、まさか!
余談:「北陸新幹線」開業に至るまでが長くなりそうですが悪しからず。記録も少なく記憶も曖昧なところがあり富山のKさんに確認しつつ書き進めています。