一筋

先日のブログに米国古曲「峠の我が家」の原題"Home On The Range"が、正確には「平原の我が家」だと書いた。
小学生時分から好きな洋楽曲の一つで中学時代のカントリー音楽好きにつながる。
西部劇映画と相まってカントリー音楽のイメージは広い平原、育った旧芦原町から電車で福井市へ向かう坂井平野に重ねた。

 

少年期はフォークやロックなど多くの音楽を覚えたが、ジャズが好きになると音楽イメージは都会風景となり、東京に出て現実となった。
若手時分はとにかくジャズばかりだったが、40代過ぎて弾き語りするようになると好きな「峠の我が家」「谷間に灯ともし頃」など時折ライブで取り上げるようになった。

 歌うとなれば英語歌詞が気になり「峠」が実は「平原」と知る。

 

〽平原の我が家、バッファローアンテロープが群れ、雲もなく晴れ渡る
"antelope”(アンテロープ)は一見シカに見えるがウシ科で角が渦巻き状。
日本で「峠」になった理由は分からないが、北海道を除いて広大な平原をイメージし難いからか。


少年期に音楽イメージを重ねた場所に引越した、バッファローアンテロープは群れていなくて広がるのは田畑ではあるが平原の我が家に違いなく、美しい風景の感動は日々続いている。
今後はカントリー音楽に鞍替え、なんてことはなくジャズ一筋に変わりない。

一筋と言えば、東京で運転免許を取得以来ずっと「多摩」ナンバーだったが、昨日初めて「福井」に変更。

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 1階ベランダ風景、その内当たり前の日常になるかな

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