今テレビで流れているチョコレートのCMに「ミスターサンドマン」が使われている、イントロからコーラスでポン、ポン、ポン・・・。
これは1954年に女性コーラス「コーデッツ」でヒット、他に「ロリポップ」も知られる。
CMの音源は歌詞が出てこないので、多分オリジナルに制作したものだろうが、こんなお古い曲を誰が選ぶのかと嬉しくなっている私。
50年代半ばならではのジャズとポップスの中間味で、他のバージョンでレスポール&メリーフォードも良かった。
以前、ベテラン男性ジャズ歌手4人がコーラスでもやろうと集まって、私がアレンジとピアノ伴奏したレパートリーにもあった。
「サンドマン」は西洋の眠りの妖精で、夜にやって来て砂をまくと目をつぶっておねんね、ジャズ歌詞によく登場する。
初めて耳にしたのは1959年の映画「五つの銅貨」。
ダニー・ケイ演じるコルネット奏者レッド・ニコルズ、妻は生まれてまもない我が子を連れて演奏ツアー移動中に歌われる「ラグタイムの子守歌」、歌詞にサンドマンが登場する。
古典ジャズ曲「チャイナーボーイ」の歌詞にも登場、ベニー・グッドマンで知られるが、アップテンポでスリリング、これでおねんねとはいかぬ実に見事な演奏。
本日、福井放送テレビ「おじゃまっテレ」16:25~「きらり情熱人」で、私のミニドキュメントが放映されます。受信エリアの方はご覧下さい。