抵抗と情熱

東京のジャズバー「ダイヤモンド倶楽部」で今月19日予定していた「定例デュオライブ・ファイナル」、緊急事態宣言延長でオーナーより止む無く中止の決断。

 

昨日ブログに書いた「若き悩み」で70年代の音楽シーンのことを書いたが、60年代の半ばからジャズやロックなどが新しいスタイルへと前進する勢いが加速した。

それ以前の大衆音楽は娯楽性が強かったが、ベトナム戦争などの社会情勢から若者を中心として音楽に抵抗と癒しを求めるようになる。

モダンジャズ、ロック、フォーク、インド音楽、前衛音楽、これらのブームは既成概念への抵抗と何か求道的精神と結びついていたように思う。

 

そんな時代に10代を過ごした私、20歳過ぎて「スイングジャズ」に傾倒することはより娯楽性の強い音楽を求め前進に逆行することと言われて悩んだ、あげくそれに抵抗する情熱が強くなり、とにかく人が楽しんでくれるステージを目指した。

その情熱のままに今の私であるわけ。

 

明日13日、FBCテレビ16:25より私のミニドキュメント放映。

「きらり情熱人」 放送エリアは限られますがご覧下さい。

 

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