東京に暮らして50代半ば過ぎ、老後を郷里で暮らす思いありながら決断を先送りしつつ65歳、コロナで活動停止を機に「今だ」と転居して半年が過ぎようとしている。
世間的リタイヤに関係のない演奏家現役として何の当てもない突然Uターンだったが、こんなに郷里の歓迎を受けようとは思っていなかった。
人生の大半を過ごした東京、己の演奏技術や客受けを人と比べて悩み、それは向上心にもつながったが、50代後半に至って自分は自分と思えるようになって楽になった。
それでも演奏への喜びの裏に「今日は喜ばれたが明日はそっぽ向かれるんじゃないか」の強迫観念は常にあり、「もう少し上手くなりたい」は今も変わらず日々の練習は欠かせない。
新型コロナへの懸念もあるが、福井はこれから雪による活動制限でライブやイベントも年明け3月辺りからスタートとなるだろう。
それまで充電期間、ソロピアノ演目の充実や歌の練習などなど”もう少し上手く”なっていたい。
さて本日はジャズヴォーカルレッスン、あと年内は29日「銀座スイング」で仕事納め。
ベランダから7:25撮影、今月に入って雪は2回降ったがこの地域は消えている