心技体

コロナ前の東京時代は手帳のスケージュール空白が嫌で、依頼あれば受けて日々忙しく仕事をした。

本番で常に精いっぱいの演奏を心掛けるのは当然だが、日頃の技量練習やアレンジ熟考時間不足などに自己批判を感じ、指の関節炎に悩んだ時期も。

思い悩むことは多けれど根がノウテンキなのか深刻に思い詰めることもなく、なんとか仕事をこなした。

オリンピック関連でも耳にする「心技体」バランス、好不調の波が50代半ば辺りから落ち着いてきたように感じる。

還暦迎えると、仕事の数は減ってもその分練習やアレンジに時間をかけた演奏をしたいと思うようになった。

 

2020年4月以降コロナで仕事激減、時間は出来たのに気持ちがダレて練習もさぼりがち、歌の練習も自宅で出来ず、2021年明けて「これではいかん」と気持ちを切り替え、前々から夫婦で話した郷里Uターンを決断実行。

 

引越しから7か月、ピアノと歌練習にアレンジ熟考の日々に「心技」充実、「体」はコロナと加齢への警戒感あり。