映画「ジュディー」

昨日、家から車で15分ほどの公民館でジャズヴォーカルレッスン、夕方に終えて帰路は雪本降り、自宅で夕食後に映画「ジュディー」を観た。

東京時代に映画館で観るつもりだったが、公開された昨年春にコロナ感染急拡大して行かなかった。

 

ジュディー・ガーランド14歳、「オズの魔法使い」撮影当時からすぐ晩年のシーンに。

子役時代に優れた歌唱力を認められるが、ダイエット強制で薬物まで与えられ後に精神バランスを崩す、私生活も安定せず金銭浪費、冒頭シーンで滞在するホテルを追い出される。

ミッキー・ルーニーライザ・ミネリなど縁の人物も登場、40代半ばを過ぎ米国を離れロンドンでショー出演を中心に描かれる。

 

私が20代そこそこの頃に「ジュディー・ガーランド・カーネギホールコンサート」2枚組LPを買った。

ジャズという位置づけでもなく、特にジュディーファンでもない、2枚組で安価でもないのに何故聴きたい衝動にかられたのか記憶ない。

ライナーノートによると、それまで幾度かの結婚や自殺未遂など波乱の人生、1961年カムバック時のコンサートとある。

スタンダード曲ずらり、2枚アルバムを一気に通して聴き、歌や観客の拍手は映像を見るようで感動。

アンコール「虹の彼方に」で感極まって声が震える、若き私は涙したことを映画で思い出した。

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