昨日、福井市河合公民館で月例ジャズ講座とヴォーカルレッスン。
講座はジャズ曲を皆で歌って関連知識を楽しもうと言う趣旨で、毎回資料を用意する。
一つの曲でも男女で声の高さが違い同じキーで歌えず、それぞれのキーで歌ってもらうが、毎回参加者9割を占める女性キーで歌う回数が多くなる。
この企画を頂いて講座開始した今年4月、こういった男女キーの違いなど手探り状態で、参加者減ったら中止のつもりがなんとか半年を越した。
今回「枯葉」が元々シャンソンなのでジャズとフランスの関係をお話しした。
ジャズ誕生のニューオリンズは元フランス植民地で、1920~30年代のパリで「ジプシージャズ」或いは「マニュースジャズ」と呼ばれる独特のスタイルが生まれる。
1950年代に米国でスイングからビ・バップへと音楽スタイルが変化、これをフランス映画が起用し新たな手法による「ヌーベルバーグ」が次々生まれ・・・と関連話題。
「枯葉」フランス語と英語の違い、バラードとスイングでの味わいも紹介。
音楽と映画に溢れる思い、整理して要点を伝える難しさを毎回感じる。