手を見る

これまで右手に起こったトラブルは30代の腱鞘炎、50代の小指関節痛、利き手の左は大丈夫かと思っていた。

ところが還暦過ぎて、ソロや管楽器とデュオの仕事が連続しストライド、ウォーキングベース、左手多用する奏法が負担となり親指の付け根に鈍痛、それが肩まで感じるようになった。

負担を減らそうとパソコンマウスも右手に持ち替えたが、カーソルは外れ、わずかに動かすはずが画面の端に飛びフラストレーション連続、それでも続けたら10日ほどして慣れて来た。

 

コロナで仕事がヒマになり手の不具合はすっかり解消、Uターン引越しで住環境も変わり思いのまま自宅練習可能となった喜びで毎日。

今月に入って左親指から肩にあの鈍痛再来、こらいかんと左手練習を休み、久々にマウスも右手で操作するとすんなり、何でも慣れとくもんだ。

左手は回復してきた、練習はやってもやってもこれで良しがないが己の体を知らないと、と、ぢつと(じっと)手を見る。

 

3月6日 6:30 FBCラジオ「いきいきセミナー」

再放送 3月12日 17:15