活動と夢

東京時代に将来的な帰郷は考えていたがきっかけがないままに60代半ばとなり、コロナがきっかけで「今だ!」で実行した。

引越し直後から複数のメディア取材を受け「今後の活動と夢」を問われ、「私の音楽でお役に立てることがあれば」と答えたが、正直、「今だ!」帰郷した身に地元事情も分からず夢も活動も描くことは出来なかった。

それがこの1年、周囲の皆さんが与えてくれるライブやレッスンに応えることで少しずつ演奏家として「活動」と呼べる状態になってきた。

 

「夢」は実現するかもしれぬ風景を描くことで、より強調して「妄想」も使うことがある。

医学的には睡眠中の心象と片や病的症状とに区別されるようだが、口語としてはどちらも「こうなったらきっと素敵」ワード。

先日お会いした県在住のクラシック音楽家、清水八洲男さんの演奏を地元ケーブルテレビで御覧になった支援者から「高浜さんとのコラボを妄想してしまいました」とスマホメッセージに頂いた。

一歩ずつ活動と夢が生まれる日々にUターンした意味を見出す。