富山県のベーシスト岡本勝之さんからの依頼で、6月11日宇奈月温泉「黒部市芸術創造センターSELENE(セレナ)」に出演。
イベントタイトル「高浜和英 ジャズの100年ライブ&トーク」、こんな大役が務まるか不安にかられたが「ジャズ古典からざっと駆け足で話と演奏30分、その後ラフにライブ」と聞いてほっとした。
宇奈月温泉開湯100年にからめ、音楽知識豊富な岡本さんが現地パイプ役として企画、因む深い話を伝えてくれた。
富山から東京に出て画材店経営者となった人物は音楽愛好者で、戦争で宇奈月温泉に疎開した際に自宅のピアノも移動。
終戦の翌年に温泉が大火にみまわれ、地元音楽教育にピアノを提供。
その後東京に戻り銀座で経営再開、ピアノも東京へ戻ったが時を経て2017年に再び宇奈月に戻された。
この画材店は銀座「月光荘」、ジャズ歌手としておつきあい長かった水森亜土さんは若い頃から常連だった、私も幾度か前を通ったことがありホルンがデザインされた看板を記憶している。
6月イベントではこのピアノ演奏も盛り込むそうで期待が膨らむ。