今月11日、富山県宇奈月温泉、開始100年イベントに出演、第一部でジャズ創世記の話しと演奏を楽しんでもらう。
同県在住ベーシスト岡本勝之さんが企画に携わり、是非にとの依頼に喜びと期待で日も迫った。
歴史書によると、19世紀アメリカ南部は奴隷制による黒人の人口が多く、ブルースやラグタイムなど特有の音楽が生まれ、20世紀に入る頃にジャムセッション形式の演奏がジャズと呼ばれるようになった。
ジャズの語源は定かでなく1910年代”JASS” の綴りあり、1920年代にショービジネスと合体して世界中に広まる。
日本では明治維新で初めて西洋音楽に触れ、大正時代の浅草オペラ、昭和に入ってジャズという流れ。
日本最初のジャズソングと言われる「私の青空」"My Blue Heaven"を歌った二村定一、「月光値千金」"Get Out And Get Under The Moon"の邦題を考えた伊庭孝、それらを歌ったエノケン(榎本健一)、皆さん浅草オペラ出身。
西暦と違って元号で時代文化を感じる日本、昭和の始まりとジャズ流行がたまたま重なるが、明治~大正モダニズムの流れがあってのこと。
と、こんな細かい話しはしないが、面白企画にお越しになって頂ければ幸い。
6月11日(日)黒部市芸術創造センター・セレネ 画像クリックでリンク