一昨日は東京、銀座「スウィング」北村英治カルテット(山口雄三B、八城邦義Dr)、ゲスト中川喜弘TP、中川英二郎Tb。
北村さん、曲間トークで最近お忘れになることも増えて私がきっかけの一言。
「古い十字架」"Old ragged cross"のリクエスト、名俳優との交友エピソードが出ないので私「この曲は田中邦衛さんがお好きでしたよね」
北村さん、「あ、そうそう」とお話しに、客席から「へえ!」の声。
その何曲か後「白い渚のブルース」"Stranger on the shore"のリクエスト
北村さん「この曲はニューオリンズのアッカー・ビルクが演奏・・・」
私「いえ、イギリスです」
北村さん「あ、そうだった」
世界的アーティストへの”口出し”を、お客様が温かい笑いで和んでくれることはありがたい。
共演23年間で記憶する多くのエピソードはいずれも貴重な内容だが、最近お忘れになることも、ライブの流れで逐一助言は控えつつ「これは」の重要ポイントのみ助言。