ステージは幅広いカウンターに囲まれる形で、北村さんは中央に立っているので、演奏中のリクエスト用紙はスタッフがピアノの脇に置く。
それを曲間に私が北村さんの前に置くが、3~4枚重なった上の紙に"My funny Valentine"の文字。
やっぱりなと思い、じっとりスローだとちょっと暗い曲に聴こえる曲だけど、この編成なら・・・と、テンポ設定を考えていたが、そのステージでは何故か取り上げず。
ラストステージで北村さん、「この辺りでちょっとスローな」と、私を見て「何か歌をやろうか」。
すかさず、客席から「マイファニーヴァレンタイン」の声、リクエストのお客様だったのかな?、北村さん「あ、それやろうか」と。
あまり遅くもなく早くもなくのテンポでイントロ出して弾き語り。
お客様にも喜んでいただけて良かった。
幾度もブログに書くが、切々たる愛情一杯の歌詞、名曲であることは言うまでもないが、曲に馴染みがないと暗い曲に感じるだろう。
シーズンものとしてのクリスマスソングと比べて、ヴァレンタインソングへの反応弱く、チョコレートのみ盛り上がる。