標準語アクセント

東京生まれの知人がテレビ報道で「熊」のアクセントを「マ」高く発音しているが、それだと「目の下のクマ」と同じで「ク」高ではないのかと。

試しに「森のクマさん」と言ってみる、ク高正解のような気もしてネット検索すると

『本来「マ」高いが、最近「マ」高も多く容認』

「ライブ」もいつしか平板アクセントになったが、私は旧来の「ラ」高でないと落ち着かず、標準語口語も時代世代で変化する。

 

渋谷生まれ生粋の東京人である北村英治さんが「関西に行くと」のカンサイを平板に発音される。

平板だと借金などの「完済」と同じで、標準語での「関西に~」は「カ」高く「ンサイ」下げ平板、但し「関西方面で~」と四字熟語になると平板アクセントに変化する。

長年不思議に思ってきたが、昨年ネット動画で昭和名人・三遊亭圓生の「カンサイ」平板アクセントを発見し驚いた、かつての江戸言葉か。

毎月の上京で北村さんにこのことを聞こうと思うがその度に忘れる、それほど取るに足らぬことだが私の中で謎のまま。

 

さて本日は永平寺町松岡カフェ「芭里音」(バリノン)でレッスン、午後イチから夜までの長丁場。

 

11月-12月スケジュール