女性の頷き

昨日、横浜「俺のフレンチ YOKOHAMA」。
午後1時40分からソロを一回、その後、ドラマーのジーン重村さん、ベーシストの菊田茂伸さんが合流して、4時前からトリオで演奏。

このお二人「俺の」シリーズで度々共演。ジーンさんのドラムは音量バランスが大変良く、抑え目ながら盛り上げる所はキッチリというのが、ピアニストとして弾き語りとして大変心地良い。

菊田くん、若手ながらスタンダード曲をよくメモって(記憶)していて、譜面なしOKというのも楽だ。

クリスマスソングとしては「そりすべり」「サンタが街にやって来る」「ザ・クリスマスソング」などを各ステージで。
若いお客様もシーズンもので喜びを表してくれるので、こちらも遣り甲斐がある。

シーズンものばかりでなく、ピアノ前の若いカップル、会計伝票を持って椅子を立ちかけた時、「次に『虹の彼方に』をお送りしましょう」とトークで告げたら、女性が「わー、この曲!」と言って、再び椅子に腰を下ろされて熱心にお聴きになってくれた。

日々様々な会場で、曲名を告げた時点で喜びを表現してくれるのは総じて女性が多い。

曲名に対して笑顔で頷くのが見えると、私も「望まれてお送りする」ようなことで演奏に入り易い。

若い女性は頷く速度が浅く速い。
おばちゃんは、やや速度は落ちるが頭の下げ幅は深くなる。

私より年上の方になると、曲が流行った時代をよくご存知だったりするので、想い出と共に更に頷きは深くゆっくりになる。

などと勝手な分析をしたが、何でも楽しんでくれれば、ありがたい。

さて、赤穂浪士討ち入りの本日、銀座ジャズ&バー「エムズ」にソロ出演。

「おのおのがた、討ち入りでござる、エムズに来るのでござる」
(昔のNHK大河ドラマ赤穂浪士」の長谷川一夫の台詞引用、分かるかなあ・・・)