ヨーデル

先日このブログにハンク・ウイリアムス伝記映画が公開されていたことを知らなかったと書いた。

やはり初めて知った主演のトム・ヒドルストンさん、ハンク役で歌も歌った。
英国俳優で、この映画で渡米してカントリー音楽の中心地ナッシュビルに行ってヨーデルを習ったそうだ。

ヨーロッパのアルプス地方生まれのヨーデルは、アメリカのカントリーでも欠かせない技法。

ジャズではほとんど使うことがないが、若い頃のジャズコーラスではファルセット(裏声)パートをよく歌った。
男性メンバー中、私が裏声が出易いという単純な理由だった。

しかしヨーデルとなると、地声と裏声を交互に繰り返す特殊な技法で、正確な音程で歌うことはかなり練習しないと難しい。

以前、日本のカントリーシンガー大野義男さんとご一緒させてもらったが見事なヨーデルだった。
どういう練習をしたのか聞くと、周囲に教えてくれる人もなく全くの独学、レコードを聴いて「ヨールレイホー」と言葉と音を聞き取るとこから初めたと話されていた。

トム・ヒドルストンさん、なんと新ジェームズ・ボンド役の噂もあったそうだが、シリーズ次回作も現ボンド役のダニエル・クレーグ続投に決定したらしい。

さて、本日は横浜、「俺のフレンチYOKOHAMA」にソロ出演。