やはりシーズンもの

昨日は午前中の雨が上がってお昼からは快晴、寒さも和らいだ良い祝日となった。

銀座「俺の割烹」にソロ出演。
16:00の初回ステージから多くのお客様で、その後もずっと賑わった。

どのステージもライブをよく楽しんでくれたが、各ステージに1曲づつ入れたクリスマスソングが特に喜びの反応ありで良かった。

ジャズ専門のライブハウスでは、まだクリスマスソングをやらず、12月に入っても出演者がさほど選曲しないことはあるが、私はこういうシーズンものはやりたいし、お客様が喜んでくれるのは嬉しい。

だから毎年この時季はクリスマスソングのありがたさと、時代の流れを感じる。

日本の高度成長期は、クリスマスと忘年会が合体して、一年を駆け抜けようというラストスパートの勢いでとにかく騒いだ。

駆け出しの頃にキャバレーでもどこでも、クリスマスソングはその勢いを煽る応援団的に何曲も何回も、中にはいやいやながら演奏する人も多かった。

若者の私としては、音楽を道具として安っぽく扱うことに抵抗を覚えた。

時代が変わった今、私のようにクリスマスソングに喜びを感じ、お客様が楽しんでくれる、良い時代になったと思う。

と、似たようなことを毎年書いてしまうが、さて、そんなことより、12月9日の「高浜和英トリオ・クリスマスライブ」の御予約が今ひとつ、ふたつ・・・(汗)