音楽家の性(さが)

今回の帰省中、福井市のジャズスポット「シライハウス」で、オーナー&アルト奏者の白井敦夫さんとのデュオセッションを楽しんだ。

店では高校時代の同級生との久々の再会も嬉しかった。
演奏の後に、「60過ぎて、前よりも指が動かないなんてことはないのか」と聞かれた。

今のところ全くないと答えると、「大抵、あちこち痛いだの何だのあるけど、それは別か」と。

昨年は指の関節痛で、休みの時は負担を減らそうとピアノを弾かないことも多かったが、かなり緩和した今は、仕事を離れた夏休みで郷里に行っても、気心知れた演奏家が居ればセッションしたくなる。

それが音楽家の性(さが)というものか。

さて、本日は銀座「スイング」北村英治さんのライブに出演します。