不思議な縁

昨日、ジャズピアノレッスンにいらした生徒さん、ご主人が単身赴任で福井にお住まいになっている。
年末年始は向こうに行ってご夫婦で過ごしたらしく、「「シライハウス』も行ってきました」と。

福井市の老舗ジャズクラブで、オーナーの白井敦夫さんは優れたアルトサックス奏者でもある。
私の郷里という縁もあるが、北村英治さんと初共演したのもここだった。

お店オープンの1987年当時、地元にジャズピアニストがいないので私がお手伝いに行くことになった。

既に東京で演奏活動をしていたが、トラ(代演)を頼んで、1週間、長い時で10日間、福井と東京を往復すること半年ほど。

その中で、お店初のビッグイベント北村さんのライブ企画、地元バンド共演と言うことでたまたま居た私が参加。
私が31歳、北村さんが57歳。

その後の共演はブランクがあったが、お店は5周年毎に北村英治カルテットをゲストとして招いており、15周年の時に私がカルテットのメンバーとして参加した。

世界的テナーサックス、スコットハ・ミルトンさんとの初共演もお店の20周年(だったかな?)だった。
これも全くの偶然で、スコット氏のなにかの都合で急遽参加することになった。

今思えば郷里ということのみならず、不思議な縁を感じる。

さて、本日は北村英治さんとのライブ、銀座「スイング」。
ドラマーの八城くんは、腕の不具合からの復帰演奏。