スタンダードジャズ「ルート66」は、1947年にボビー・トゥループが作曲、本人が弾き語っているが、ナット・キング・コールの弾き語りバージョンが有名。
いずれも弾き語りというとこにも、この曲の魅力があるように思う。
それは、ブルース形式の曲ならでは(というのを文章で表現するのは難しい)のアドリブ性などを、一人で歌と楽器で表現するとこに面白味があるように思う。
10年近く前だったかに、「還暦を機にルート66をバイクで走破しました。ほら、昔テレビでやってたでしょ、あれで長年の夢だったんです」という知人がいらした。
私は見た記憶がないが、その方の世代だとよくご存知なのだろう。
後付けの知識になるが、ドラマに出演した俳優ジョージ・マハリスが歌手としてこの曲を録音していて、ツイストアレンジのいかにも1960年代初頭の雰囲気。
そのバージョンを若い頃に知って、それがTVドラマのテーマ曲と思っていたら、最近動画サイトで全く違う曲だと知った。
ジャズ以外でもローリングストーンズなどジャンルの越えて多くの録音がある。
私も時折弾き語るけど、先に書いたようにブルースならではのアドリブ性とかあれこれ、他のジャズ小唄とひと味違う魅力あり、故になかなか難しい曲でもある。
さて本日は池袋「ばがぼんど」にソロ出演。