更新ミス

昨日、更新決定をクリックしなかったようで、アップされていなかったことを今朝知った。
本日分とあわせての2日分ダブルアップですみません。

昨日は大手町「俺のグリル&ベーカリー大手町」、ランチはソロ出演で、夕方からクラリネットの谷口英治さんとデュオ。

このデュオコンビでのライブ「小唄名人会」で演奏出来ればと持参した譜面、"To Each His Own"を渡すと、「あ、この曲、今やりましょう」とステージへ。

およそお越しのお客様全員が初めてお聴きになる曲か、いや、若手のジャズ演奏家とても知らなくて当然の曲。

戦後進駐軍時代のヒット曲で、懐かしさと共にご存知の方は私よりも上の世代。

私が20代の頃、冒頭のメロディーは聴いたことがあって、譜面を探して練習したが、スローナンバーとしてうまく演奏できない。

そんな時に、レイ・ブラウン(B)、ハーブ・エリス(G)、モンティーアレキサンダー(P)、の新譜レコードにミディアムちょい快速テンポで録音されていて、これならと。

当時、国分寺にあった「アレキサンダー」で演奏したが、終演後にマスターに呼ばれた。

「高浜くんねぇ、あの曲ね、終戦直後、僕は子供だったけど、歩いていたらとても良いメロディーが聞こえて来るんで、音のする方向に行ってみたんだ。
すると、進駐軍ジープが止まってて、小さなラジオで流れていたんだ。
なんて良い曲だろうって、しばらくたたずんで聴いてた思い出があるんだよ。
あんなテンポじゃなくて、スローで演奏した方が良いよ」

思い起こせば、所詮レコードのマネで自分でも何だかしっくりいってない感あり、それ以後長くやらなかった。

弾き語りをやるようになって原曲のイメージのスローで幾度か、北村さんとも2回ほど演奏したが、最近は北村さんも私もやらなくなったので、谷口さんと演奏できて良かった。

さて本日、「俺のフレンチ東京」に、ベース西川てるまささんとデュオで出演。

近日中に以下のブログに移転します。
今後も宜しくお願いします。
nemannekenarui1955.hateblo.jp