松山より帰福、シライハウスへ

松山15日、石川県の小松空港から羽田空港で乗り継ぎ、北村英治さんと合流して松山へ飛んだ。

空港に大音寺ご住職が迎えに来られ、夜は市内で会食。

お寺の名称は音楽好きの由来ですかとお聞きすると「ご本尊が観音様で、その音なんです」、己の愚問を恥じ入る。

16日、14時からお寺の本堂で「大音寺先代住職七回忌追悼コンサート」開始。

お客様は檀家さんや親しいお寺さんなど、ピアノ正面に袈裟姿のお坊様「サニーサイド」で手拍子で盛り上がり、北村さんも私もノリノリで演奏お届け。

昨日、道後温泉プチ観光させて頂き帰宅。

ご住職「お寺でのコンサートが夢でした。お越しの皆さんから喜びの声を多く頂いてほっとしてます」、熱いお心に感謝。

 

さて本日は福井市の老舗ジャズスポット「シライハウス」出演。

35年の老舗が新たに引き継がれスタートしたばかり、ソロかデュオかはたまた?「高浜さんの好きにお任せします」とのお心遣い、蓋を開けてのお楽しみ。

シライハウス新HP

 

 11月ー12月スケジュール

 

 

 

本日松山市へ

発表会の生徒さん何名かSNSに緊張と喜びの投稿、投稿をご覧の方々から温かいコメント多数、主催者として「やって良かった」実感得られて嬉しい。

私は企画してベース弾いて楽しんだだけ、生徒さんの熱心さの賜物。

 

さて本日は愛媛県松山市へ、明日「大音寺・先代住職七回忌追悼コンサート」に北村英治さんとデュオ出演。

ご住職との出会いは2015年、北村さんデュオで出演した「晋山式」、先代からお寺引き継ぎのお披露目で会場は市内ホテルだった。

ご住職は私と同年で親しくして頂き、東京で私のライブにもお越しに。

2020年2月、ご住職「お寺で北村さんコンサートを企画したく、ご足労願えませんか」と現場確認を依頼され単身松山に伺った、その直後コロナ急拡大で延期。

 

満を持して開催実現、この2年間に私は福井帰郷、それでもお呼び頂くことに感謝、これも北村さんあればこそ。

小松空港から羽田乗り換え松山へ久々に空の旅、良い演奏をお届けしたい。

 

 11月ー12月スケジュール

今月27日のライブ、残り席わずかとなりました、御予約はお早めに

 

レッスン演奏会

昨日、三国町「サジスペース」にて私のピアノレッスン生中心の発表会。

生徒さん集合し口々に「緊張してます」、お客様をお迎えして私のあいさつでスタート。

緊張は確かに伝わってくるが、それが日常にない楽しみわくわく感であり、発表会の意味を実感。

 

プログラム記載の『エレクトリックベース 藤 史郎(とう しろう)』、これは私のことで生徒さんのサポート演奏。

往年のジャズバンドが逆さ言葉を符丁とした、アマチュア(素人)=「トーシロー」のもじり。

 

ピアノ中心ながら弾き語り、歌だけで私がピアノ伴奏もありでバラエティーに富む

事前に生徒さんに告げた「ジャズは少々間違えてもOK、途中で止まらない」全員クリヤーして発表を終えた。

短い休憩の後は私のミニライブ、ストライド奏法、弾き語りの楽しみなど解説交え何曲かお送りして閉会。

和気あいあいの楽しいひとときが過ごせて良かった。

 

謎のベーシスト 藤 史郎

終えて皆さん安堵の笑顔

さて、明日は北村英治さんとデュオで愛媛県松山市へ、久々の空の旅。


11月ー12月スケジュール

 

 

 

レッスン生の集い

昨年夏に東京からUターン、10月に三国町のカフェ「サジスペース」でレッスン開始、その後、あわら市勝山市へ、現在3か所に伺っている。

本日、各所生徒さん同士が集い演奏会開催。

「サジスペース」会場で、それぞれ生徒さんと親しいお客様もお越しで満席、和気あいあいのひとときになるかと思う。

 

日頃レッスンで私はエレクトリックベースでサポート演奏をしている。

これは少年時代ロックバンドでの演奏経験から、東京時代のレッスンで弾いていた。
この低音楽器があるとないとでは大きに違う。

ピアノはソロで音楽を作ることは難しく、ベースがあると地に足が付く感あり。
私もジャズ初心者の時、強いベース共演渇望があった。

なので本日は講師として生徒さんの演奏を静観清聴するに非ず、アマチュアベーシストとして共に参加、それがまた楽しみわくわくなのである。

 

11月ー12月スケジュール

 

 

 

君微笑めば

一昨日、銀座「スウィング」、満席の盛況と北村英治さんのお元気な演奏はいつもと変わらずだったが、96歳のお客様がいらした。

北村さんがステージから「お生まれは大正ですか?」と問うと、席からお立ちになった女性「はい、大正15年です」とはっきりしたお声で。

北村さん93歳のステージを更に3歳上の方がお楽しみになるのはごく稀な事。

リクエストメモの中から"When You're Smiling"「君微笑めば」を選んだ私「これやりましょう」、北村さん「いいね! 相応しい曲をお送りしましょう」

弾き語りで、♪君が微笑めば世界中が君に微笑みかける♪

 

こういう明るい曲はやって楽しい聴いて楽しい、実にのうてんきで良い。

スタイルで言えばスイング、ディキシーなど、鼻歌で歌えるメロディーをアドリブ展開、そこにジャズっぽいスパイスが刺激になる味わい、そんな選曲が好きで長年演奏している。

その味わいが深くあるべく日々活きる・・・と偉そうに言ってみた。

 

さて明日はピアノレッスン生徒さんの演奏会、とても楽しみなのである。

 

11月ー12月スケジュール

 

 

 

 

幸運話

本日、銀座「スウィング」北村英治さんライブ出演で東京へ。

往復開始した昨年8月以降特急の遅れ何回か、その都度気をもんだが幸い何とかなっている。

福井から東京方面「しらさぎ」、関西方面「サンダーバード」、冬の大雪以外でも強風や踏切障害など遅延は多い。

 

5年前に福井市で「シライハウス開店30周年記念コンサート」、私は東京から向かったが、北村英治さんは前日大阪の出演で特急「サンダーバード」乗車、それが強風により滋賀県内で停止、復旧の見込み不明完全アウト。

ところが、北村さんと同じ車両に乗り合わせたのが福井市の医師で「医療緊急を要す」申し立てに列車を最寄駅まで移動、北村さんは医師の誘いでタクシー便乗、演奏会場に駆けつけぎりぎりセーフ。

その時88歳、「運が良かったよ」と笑顔で演奏した記憶あり。運が強い、持ってる、などと言われるお一人と思う。

運の良し悪しは主観で変わることもあろうが、順調運行を祈りコロナ対策忘れず東京へ。

 

有料動画配信リンク

11月ー12月スケジュール

スリリング

昨日あわら市でレッスン、今週日曜に迫った発表会に向けてよく練習されており安堵、「緊張するけどとても楽しみ」の言葉に企画して良かったと思う。

人前での披露に緊張は付物だがジャズは少々のミスも味わい、私としては楽しいひとときであればと願うのみ。

 

ミスはベテランプロでもあるが、大抵聴いている人には分からない。

以前ある大御所歌手のステージのラスト曲がガーシュイン"S' Wonderful"。

アップテンポでラスト部分、歌のきっかけでテンポがドンと落ちる”スリリング”なアレンジ、リハーサルばっちりで本番。

アップテンポで快調に進みここぞのポイント、歌きっかけをお忘れになり、バンドはアップテンポのままとスローに落としたメンバーで混乱、崩壊寸前で無理やりエンディングに持ち込み終了。

バンド全員残念な思いでステージ降りると、お客様口々に「さすが大御所、素晴らしかった!」

バンドメンバーの一人「ラスト・・・気になりませんでした?」

お客様「え、何が?」

メンバー「いえ、ならいいんです」

バンドにとって”スリリング”だったことに違いなかった。

 

11月ー12月スケジュール