昨日、電車に乗って座ると隣に私より少し上世代の女性がお二人、会話が耳に入った。
A「赤穂浪士は仇討とはいえ、あれだけの事件で重罪を犯したわけじゃない、でも処刑されなくて切腹だったでしょ、あれって何故か知ってる?」
B「あれは忠義の心を江戸庶民も喝采したんで、幕府も武士としての最後を遂げさせたんでしょ」
A「それがそうじゃないのよ、大石は吉良を殺すつもりがなくて墓まで連れて行くつもりだったけど、暴れたからやむを得ず首を切った、それで罪に出来なかったというのが真相なのよ」
B「えー?そう?でも江戸庶民が・・・」
A「今まではそうでも、最近古文書が出てきて書いてあったってテレビでやってた」
B「えー、そうかなぁ?それは、でも・・・」
A「そうなのよぉ、あのなんとかって歴史学者が言ってたんだから」
(聞いた記憶のままで、Aさん解説詳細は私にも不明)
納得しないBさんとそれを説き伏せるようなAさんの真向対決、ここで降りる駅に着いてしまった。うーむ、残念。
激論の行方は和解か決別か、はたまた刃傷(にんじょう)に・・・なんてことはなかろうが、後ろ髪引かれつつ電車を降りた。
今の若い世代には??の話しかもしれぬが、誠に師走を感じるお話。
さて、本日は青山「俺のフレンチ・イタリアン青山」に討ち入り、あ、いえ、出演。
ソロでランチから夜まで。