二胡奏者チェンミンさんと今月13日予定の「マンダラ」ライブ、先日、バンドでのリハを終えて、昨日は私のみ細かい打ち合わせ。
このライブは1930年代の「老上海」(ラオシャンハイ=Old Shanghai)がコンセプトだが、演奏曲目にはこの時代以外や今様のアレンジの曲もあり、厳密な時代考証のつっこみなしで音楽として楽しんで頂ければ幸い。
歴史的には1920年代頃から発展した上海、40年代の日本映画(李香蘭主演)でも驚くほどの近代都市ぶりを観たが、列強各国の文化で栄えたのは1945年の終戦まで、正にスイングジャズ全盛期と重なる。
子供時分に聴いた歌謡曲の「夢のスマロかホンキュの街か」という謎めいたフレーズが妙に気にかかり、それが昔の上海のことと知って歴史本を読んだ。
初めて訪れた上海で当時のまま残るワイタン(外灘)の夜景に大いに興奮、更に当時を知ろうと本で、その後ネットであれこれ探った。
そんな「老上海趣味」と音楽が相まって、このグループには思い入れが強かった。
今、蘇る感あり。