休業中は落語

昨日、姪夫婦の小3双子を預かった。

家内がお昼の用意をしている時に「昨夜何食べた?」と聞くと「福井のそば、たくさん食べた」と。

先日、郷里の姉(双子の祖母)が送ってくれて我が家もおすそわけに預かった。

私「じゃ、おそばの昔話してあげようか」と、古典落語の「時そば」を。

最初に担ぎ屋台のそば屋であること、時間の数え方が「ひとつ、ふたつ・・・やつ、ここのつ」だと説明して、即興アレンジで端折りしながら。

二人でケラケラ笑って聞いてくれたが、有名なオチ、勘定をごまかすところがいまひとつで、改めて説明すると「あー、そういうことかぁ!」と。

 

私がこの噺を覚えたのは小5か6、テレビの寄席番組での春風亭柳橋(6代目)の噺をオープンリールのテープレコーダーに録音して。

子供ながらに噺の風景を想像出来たのはテレビ時代劇のお陰だったが、時代劇が少なくなった今、子供はどういう想像するんだろうか。

  

さて、しかし、まぁ、今月に入って休業続きでスケジュールリンクもなしにした。

休校措置も5月連休明けまで続くとのこと、家内に「次に双子預かる時は『長屋の花見』でも聞かせてやろうかな」と言ったら、「その内いやがられるから、やめなさい」と。

でも、そんなことないもん・・・とは思うんだが。