本来私は努力家でもなく、自分の興味が向くことは頑張るがそれ以外のトライからは逃げたい方であるが、仕事などでやらざるを得ないこととなり、その結果として「やって良かった」と与えてくれた方々に感謝することは数えきれず。
白石さんのフランス語「枯葉」もそうだった。
発音練習からピアノ弾き語り実地練習になって何回目か、「もう大丈夫、次回のライブで」、初披露は銀座「スイング」で北村英治さんのトーク。
「今年もニューカレドニアに呼んで頂くことになって、高浜がとても勉強熱心でね、『枯葉』のフランス語を習って本日初披露します」
ものは言い様だ、本当は白石さんに言われて渋々だったのに見事なトークに感心・・・してる場合じゃない。
お客様から期待の拍手、すぐそばの席に白石さん、技能認定試験の緊張だった。
歌ってステージ降りると白石さん「9割は大丈夫です」と、よしっ!ならばと、次に感情表現で色気出して歌ったら「今日はダメですねぇ、前回まで良かったんだけど、英語訛りのフランス語みたいな」、行きつ戻りつ逐一丁寧に指導してくれた。
約半年のレッスン経て2012年の枯れ木も芽吹く春、「フランス人が聴いても大丈夫」と、やっと。
一方、南半球のニューカレドニアは夏が過ぎて出発を迎える6月は晩秋、と言っても枯葉色に染まることはないが。