2006年、あわら市コンサートの翌日、3月11日は土曜日で天候に恵まれた。
亜土さん、酒井一郎氏、八城邦義氏は東京へ、私は大阪から来てくれたいとこの車を運転しM夫妻の車を先導して東尋坊へと向かった。
15分ほどで到着し駐車場に車を停めて少し歩く、巨岩の棒を束ねたような柱状節理の絶景に皆さん「サスペンスドラマのラストシーンや」と楽しんでくれた。
断崖は波打ち際まで階段で降りることが出来て、遊覧船に乗れば海上から勇壮な景観を楽しめるが、皆さん下へは降りずに土産物店の並ぶ通りに。
イカとサザエのつぼ焼きの香に食欲をそそられるが、私が「後で海鮮料理に行きます」と言うと御一行様食べず、そぞろ歩いていると通りすがりの若いカップルに「すみません」と写真を頼まれた。
それが、いとこの旦那だったのは不運だった。
ボケと突っ込みがなにより人の心を豊かにすると信じているのだ。
「はーい」と気前良くカメラ受取るとカップル笑顔でポーズ、その瞬間カメラを上に向け「看板バッチリ撮れるわぁ」、カップルは笑顔すっと消えて固まる、すかさず旦那「お前どこ撮ってんねん!はーい、撮りまーす」とカメラを向けるとカップル慌てて笑顔・・・カシャ。
カップル去って私「写真くらいまともに撮れんのかい」と言うと旦那、「誰も突っ込んでくれへんから自分で突っ込まなしゃーないがな」
嫁はん「・・・あほ」。
楽しい観光はこの後も続く。
追記:仕事がヒマなのでパソコンお絵描きも少し慣れてきましたが、本当の絶景をお知りになりたい方はネット「東尋坊」で検索してご覧ください。
それから、いとこTくん、バラしてごめん!