偶然1-ホテル

今年のゴールデンウイーク中、都内の飲食店は緊急事態宣言、酒類提供なしなどの影響で厳しい営業となった店が多い。

昨日ソロ出演した「俺のフレンチ・イタリアン青山」も連休中やはり客足は伸びなかったが、ウーバーイーツなど宅配は意外に多かったそうだ。

連休最終日の昨日は天候もいまひとつで、ランチ、午後、夕刻のステージで空席も目立ったが、「フライミートゥザームーン」「アマポーラ」「ヘイジュード」「アメージンググレース」などなど、お客様よく楽しんでくれてとても気分良く終えられた。

さて、本日から不思議な偶然体験の話、お読み頂ければ幸いです。

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偶然1-ホテル
40代半ば、演奏仕事から帰宅するのは家族も寝静まった深夜、留守録したNHK「テレビ中国語会話」を水割りグラス片手でテキスト開くのが楽しみだった。

日本人が初めて北京旅行に行く設定で、現地ロケの会話スキットに登場する街角や観光スポット、ホテルシーンはいつも同じフロントが使われていた。
行ってみたい思いにかられ家族旅行を計画したのが2000年初夏。

 

全くの個人ツアーで、北京出身の演奏家に宿泊のあてがないか聞くと「知人が勤めるホテルは割引料金で予約できるよ」とファックスを送ってくれた。

ホテル名称を見て「えっ!?」と中国語テキストを開いた。
スキットロケ地の地図ある「梅地亜賓館」の意味を理解していなかった私、ファックスでホテルだと知り、まさかの偶然に驚いた。

旅行ガイドブックでも確認し予約をお願いした。

航空チケットはピアノレッスンに来られていた旅行業関連の方に依頼、旅行ガイドブックを何冊か読み尽くし「現地リスクメモ」を作り、家族旅行リーダーの責任を担って出発。

 

北京空港は新しく立派で入国手続きを通過し、初めて見る自動換金機があったので紙幣を重ねて挿入したら息子が「あっ!」、とたんに「暫時停止」と表示され停止。
息子「紙幣は1枚づつって”日本語”で書いてあるじゃないか!」

リスクメモにない不注意で紙幣吸い込まれた、どうする。

続く。